異世界迷宮の最深部を目指そう 布教用記事
某SNSでのアドベントカレンダー用記事になります。
【異世界迷宮の最深部を目指そう】
https://ncode.syosetu.com/s7051d/
という、なろう作品のレビュー記事になります。
テーマがゆるゆるだったので適当に考えて思いつきました。
異世界迷宮の最深部を目指そう → いぶそう と略します。
異世界迷宮の最深部を目指そう とは?
完結に言うと、小説家になろうに溢れる、「異世界・チート・ハーレム」の三拍子揃った作品です。
それじゃ、他とは何が違うのかという話になってきますよね。
「異世界に迷い込んだ少年は見覚えのない暗い回廊で目を覚まし、魔物にも人間にも殺されかけてしまう。その後、彼は元の世界へ帰還するために、迷宮の最深部を目指すことになる。優遇されたステータス・スキル・システムを利用し、才能ある仲間たちと共に、世界の真実が待つ『最深部』へ向かって進み続ける――」
これが、本作のあらすじになります。
読んでいただければ分かるのですが、まず最初に死にかけます。
神様からペラペラと事前説明も受けずに、気づいたら転移してきているのでね。
少しなろうを読んでる人からしたら、この程度の不幸ならいろんな作品でもあるじゃん!と思う程度ですが、この後からが面白くなるんです…嘘です、この後の後くらいからが面白くなります。
いぶそうの魅力
厨二MAXの詠唱
まずひとつはこれです。作者が厨二病こじらせてるので、詠唱とかに力が入ってます。
『熾れ閃炎』 『世界蛇の繊の隋に』
『芽吹け誕炎』 『原初原罪の万障聖火』
『世界を震わせる全能の炎』 『万象の情熱にて赤き意思』
『血噴く焚炎』 『紅蓮風花の齟齬が姿』 『世界は、今、燃えている』
上に書いたのはほんの一部です。
他にもいろいろ載せたい詠唱が山盛りなのですが、ネタバレになりかねないので一章登場キャラであまりネタバレにならない詠唱をチョイス。
詠唱以外にも、戦闘中の儀式的な前口上だったり、いろいろなものが厨二病によって命名されています。
戦闘中に喋り過ぎでは?って感想は抱かないようにしましょう。
緻密な設定と伏線から生まれるヒューマンドラマ
設定が、アホみたいにでかいです。
作中の異世界に溢れるすべての現象やキャラによって生まれる事象に意味と設定があると言っても過言じゃないです。
それによって生まれる伏線も回収されていくため、読んでいてとても引き込まれていきます。
物語を通して、主人公が成長していくため、その過程で生じる衝突、葛藤を徹底的に描写してきます。魂を震わせるカタルシスを噛み締めながら読み勧めていけることでしょう。
覚悟しなくちゃいけないこと
この作品は、度々「なろうのテンプレ」に飽きた人に紹介されています。
てことは、イレギュラーなんだってのは分かると思うのですが、序盤は結構異世界チーレムしてるのでつまらないかもしれません。
一度読んでる私からしたら、伏線と設定のかみ合わせを確認できて楽しいですが、そうじゃない人のほうが多数だと思いますので。
まず一章。
チラチラと見えてくる世界の設定を把握して読み勧めていければ多分大丈夫です。
次に二章。
まずは、ここまで読んでほしい。
ここから物語が動き始めると言ってもいいくらいです。二章を読み終わる頃には、物語に引き込まれつつあると思います。
そして三章。
大衆的には序盤がくっそ面白くないです。私は好きですけど。
ただ、どうかこらえて三章を読み終えてほしい。
三章の後半くらいからは、もう読む手が止まらなくなると思います。
んで四章。
燃え尽きちゃうかもだけど、繋ぎなのでがんばって読んでほしいですね~。
五章以降。
とりあえず読め、六章入る頃にはもうトリコだと思うので。
七章序盤はちょいつまんなかった思い出。ダイジな部分なので読まないとですけど。
早めのまとめ
とりあえず読もう!
みどころ紹介(ネタバレありなので注意)
下に行けば行くほど確信にふれるネタバレです。閲覧注意で。
・主人公が形成するハーレムについて
→ハーレムというか火薬庫です
・一人目のヒロイン
→まあ序盤はかわいいです
・二人目のヒロイン
→主人公が買った二人の思い出の家を容赦なく焼き始めます
・三人目のヒロイン
→主人公が近くにいないと発作おこして体内魔力の作用で周囲を壊し始めます
素質が作中世界でもトップクラスのばけものなので、文字通りぶっこわれます
・主人公は地球に残してきた病気の妹のために頑張る
→その可愛い妹に洗脳されてます、主人公の意思はどこにあるのでしょう…
いろいろ書きたいけど書き始めたら全部書いちゃいそうなのでこの辺に留めとこうかな…
これくらい知ってたら少し面白い視点で物語が読めるかも?ですね。
上程度のネタバレを言ってから読んだリア友も、それが文章として明らかになる直前までどうなるのか予想がつかなかったとのこでしたので。
追記
とりあえず足がかりとしてこの静止画MADを見てみませんか?
多少のネタバレは含みます。