漫画をたくさん読んだ話

夏休みなので漫画喫茶に行ってみたり、もらった図書券を消費して漫画を読みました。感想ついでに布教できればって感じでなんとなく紹介します。

 

 

 

 

 

 

五等分の花嫁(個人評価:☆5)

個人的漫画ブームの先駆け。

主人公がバカでお嬢様な五つ子に勉強を教える青春ラブコメ。どこにでもありそうな設定ではあるんですけど、読んでる段階で他の作品と違うなと感じた点がいくつかありました。

 

まず1つ目は、はじめの段階で着地点を設定してるとこですね。

より詳しく言うと、五つ子の誰かと結婚するコマから始まります。ミステリー要素ですね。

 

んで2つ目は、五つ子ちゃんたちそれぞれにキャラ付けをもちろんしているのですが、全員が容姿ではなく、性格でキャラ付けされているのがかなり好感持てました。

ものの見事にみんな巨乳です。しかも理由(?)付き。

 

まあ、それでも髪の長さとか髪型は区別されてはいますが…

 

んで3つ目、読んでて主人公に不快感を一切感じませんでした。感情が表に出るシーンでは主人公していて、見苦しい場面があまりなかったです。純粋にかっこいいと思いました…どこぞの作品とは大違いで。

 

アニメ化も決まってるらしいので、すっごい楽しみです。生きる糧です。

すごく面白い作品なのでみんな読んで(語彙力)。

既刊:5巻/連載中

amzn.asia

 

 

 

恋は光(個人評価:☆3)

いいラブコメ漫画は無いかと質問してみたら、読んでみろと言われたので読んでみました。

 

”恋をしている女性は美しい” そんな感じのコンセプトなのかな…主人公は、恋をする女性が物理的に光って見えるという奇怪な能力を持っているお話です。

そんな主人公がメインヒロインである東雲さんに一目惚れをして、交換日記を提案するっていう感じのラブコメ

サブヒロインとしては寝取ることでしか恋を出来ない宿木さんと、北代さんとかいます。

 

見えてる光はなんなのか、ずっと一緒にいる北代さんが光ってないのはなぜなのか、同じ人でも光るとき光らないときがあるのはなんなのか…てな感じで、ミステリー要素も結構あります。

読み応えのある作品でした。

 

ただ、ラストがまじで納得いかなかったのでブチギレました。

調べてみたらだいたいみんなキレてたので、そういう終わり方をするって覚悟がいりますね。

既刊:7巻/完結済

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青春のアフター(個人評価:☆4)

捨てきれなかった初恋と、向き合わされる物語。

主人公鳥羽の初恋相手さくらは高校生の時に失踪してしまいます。そして16年経つころ、婚約相手であるみい子と結婚を見据え始めた鳥羽の前に、かつての16歳の姿のままでさくらが姿を表します。

 

緑のルーペ先生の作品は、結構えぐい心理描写をしてくるのですが、これも例に漏れずやべーです。

読んでて頭を殴られ続けてるような感じでした。

さくらへの恋心と、みい子への罪悪感、そんないろいろを抱えて歪んでいく主人公と周りの人たちの物語。

終わってしまった青春を突きつけられる、まさに青春のその後ですね。

 

最後まで鳥肌の収まらない問題作です。

既刊:4巻/完結済

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彼女、お借りします(個人評価:☆2)

はじめての彼女に振られた悲しみを紛らわすために、レンタル彼女を使ってデートをしてしまう主人公和也。

そのデートの途中でおばあちゃんが倒れたとの一報が入り、駆けつけたところにレンタル彼女である水原が付いてきてしまいます。

家族を騙し続けるために、レンタル彼女として水原を雇い続ける物語。

 

って感じなんですけど、読んでて何回か切ろうと思いました。

 

まずはじめに、主人公がキモイ。

童貞丸出しの妄想くらいなら許せるのですが、変に被害妄想して空回りしまくり、独占欲丸出しで見栄を張るとことか、普通にきつかったです。

五等分の主人公を見習って欲しいです。

 

ヒロインの設定もレンタル彼女ってバイトをしてるんで、どうしてもビッチじゃん?ってなりますね。

 

物語の本筋は見れる程度にはなってるんでとりあえず最新話までは読みました。

やっぱ主人公きもい。

 

別に買ってまで見る必要はねぇなぁ…って感じです。

 既刊:5巻/連載中

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星野、目をつぶって。(個人評価:☆3)

ぼっちの美術部員小早川は、学校で超人気のギャル星野のすっぴんを知ってしまいます。

彼女のすっぴんはまるで別人、なのに自分でメイクができないので幼馴染の美術教師に毎日してもらっていました。

ただ、それを続けるのが難しくなったので、小早川が星野にメイクをしてあげる作品です。

 

めっっっっちゃラブコメします。読んでてクソ楽しかったです。

ただ、クズだと思ってたらいいやつだった、クズだと思ってたらやっぱクズだったみたいなキャラ付けがちらほらありまして、一旦だるくなりましたね。

 

でも、一気読みするならあんまり気にしないでも読めるくらいには面白い作品でした。

 

ただ、ほんとに終わり方がクソです。いろんな意見があると思いますが、俺はクソだと思います。あんな作者のオナニーみるなら打ち切りで手っ取り早いハッピーエンド見たかったです。

 

※以下重要なネタバレなので反転してます 

 

 小早川は一度星野と付き合います。

が、星野の仲のいい友達が小早川に対して嫉妬します。

理由は「私も知らなかったのになんで知ってるんだ」って感じ。

んで、その女と星野の関係を修復するために小早川は付き合ってない!と主張するんdせうね。ただ、この時点では言いくるめるための口実だと思ってました。他の人の感想を見る限り俺と同じように考える人が結構いました。それが最終回数話前です。

 

そして訪れる最終話では、完全に別れていて、校内であっても無言で立ち去る仲。

主人公はクラス替えで友達は一切いない状態って感じです。

そこからぼっちのやつを見つけて一緒にごはん食べようぜ!って感じで終わります。

 

 

ずっとぼっちだった小早川が成長したって感じの描写なのは分かるんですけど…

ブコメ読みたかったから購読したの!!!

って感じです。

メインヒロインと別れて、サブヒロインや物語で培った友人とも疎遠になった上で新たな友達ができて終了。

いや、エロゲーならBADENDなんだけど…って気分になりました。

 作者曰く、打ち切りじゃないとのこと。

 

んで、後日こんなツイートも。

 

 

 

読んだけど分からんわボケ。

 

 

作者がこの調子なので萎えぴーですね。後日談が後に発売される単行本にでも乗れば嬉しいのですが。

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 てな感じのほしつぶ、好評発売中!

既刊:12巻(9月に13巻)/本編完結済

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初恋ゾンビ(個人評価:☆5)

何事もやる気なく取り組む省エネ人間タロウが主人公。

彼はぼーっと取り組んでいた体育の授業で、幼馴染の江火野が打ったボールを避けきれず、頭にうけてしまう。

その後、保健室で目覚めた彼が見たのは、幼少の頃に遠くへ引っ越した初恋相手、指宿さん——イブだった。

その幽霊は、初恋が成就すると消え、しないまま忘れると願望の防腐剤で守られ続ける奇怪な存在。

 

そんな彼のもとに一人の転校生がやってきます。

指宿凛々澄(りりと)。…タロウの初恋相手は、男でした。

 

ってな感じで始まる物語。

正直序盤が微妙に面白くないです。5巻まではまあそれなりな面白さです。

6巻から化けましたね。尻上がりすぎる気がするくらいに。

いい感じにラブコメしてくれてます……。

 

ただ、主人公が省エネって設定なせいで個性が薄いですね。

それでも、垣間見える優しさに触れて、好きになれる主人公です。

ミステリー要素を進めていくにつれ誰かが不幸になる感じが切ない…まじで読んでくれよみんな。

既刊:12巻/連載中

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不滅のあなたへ(個人評価:☆5)

始まりはただの石。やがてその石にはコケが出てくる。

その後、その石の近くでオオカミが死に絶えると、石はオオカミの姿になった。

それは、自らに刺激を与えたものを記憶・模倣するなにか。

それは、死したものたちのことを忘れずに刻み続けるナニカ。

生物の姿をとり、意識を獲得したそれは、次になにを得るのか。

あらゆる交流、刺激を経て、何者でもなかったナニカが、自分を獲得していく物語。

 

って感じです。

魔法やドラゴンといったファンタジー要素はないです。

数百年前の地球をベースにして、不死身の主人公が旅をする物語。

はじめは何も持たなかった主人公が多くを得て、失う。その都度、それを背負って生きていく姿が、とても強く輝いていました。

こればかりは多く語れません。ただ、読んでみて欲しいです。

 

本編の画像

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既刊:7巻/連載中

amzn.asia

 

 

 

 最後に

オススメとかあったらどんどん教えてね!

他にも湯神くんを読んだりしたけど、書きません(めんどいだけ)。